計算で解くには、現在の最高性能のスーパーコンピューターでも少なくとも10の50乗年かかる。量子コンピューターに対しても十分な安全性を確保できる見込みだ。既存の様々な通信システムのソフトウエアを変えるだけで、そのまま使える。 米国立標準技術研究所(NIST)は量子コンピューターでも解読できない次世代暗号技術の標準化を進めており、情通機構の新技術は候補に選ばれた。今後3年以上かけて標準が決まる見通し。採用されれば国際的に普及する可能性が高い。