しかしバージョン 1.6.6 でより高機能なプロトコルが導入されました。これは、SSH の場合と同じように、HTTP でのデータのやりとりも Git が賢く処理できるようにするためのものでした。 ここ数年で、新しいほうの HTTP プロトコル はとても多く使われるようになりました。ユーザーからすればこちらのほうがシンプルですし、通信方法としても優れているからです。 新しいほうは “smart” HTTP プロトコルと呼ばれていて、古いほうは「ダム」(dumb)HTTP プロトコルと呼ばれています。 まずは “smart” HTTP プロトコルのほうから説明しましょう。