分岐予測が失敗して無駄になった時間は、パイプラインのフェッチステージから実行ステージまでの段数に等しい。最近のマイクロプロセッサではパイプラインは非常に長く、分岐予測が失敗した場合の遅延は10から20クロックサイクルとなる。パイプラインが長くなるほど、分岐予測の精度が要求されるようになる。